アユサ(AYUSA)のアメリカ交換留学説明会に行ってきました!

AYUSA

アメリカの公立高校への交換留学について調べています。

 

いくつか大きな団体がありますが、今回はその一つである「アユサ(AYUSA)インターナショナル」の交換留学説明会がありましたので、娘を連れて行ってきました!

 

普段は僕一人で色々と調べて回っているのですが、やはり留学する娘に、そろそろリアリティを感じてもらいたいなあと思っているところです。

アユサは35年以上の実績がある米国非営利教育法人

まずは「アユサ(AYUSA)インターナショナル」という団体について。

 

アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコに本部を置く米国非営利教育法人ですね。

 

AYUSAのHPはこちら

 

設立は1980年なので、老舗の部類だと思います。

 

全米各地で世界各国からの高校交換留学生の受け入れを斡旋しています。

 

そして、日本をはじめ、世界中に支部を置いていて、今回説明会でお世話になったのは、アユサインターナショナル日本事務局です。(日本事務局の設立は1985年)

 

親の立場としては、長年の実績(述べ派遣実績45,000人以上)というのは、かなり大きな安心材料ですね!

 

当然のことながら、J-1ビザ(Exchange Visitors Visa:交流訪問者ビザ)発行のスポンサーになってくれますし、ホストファミリーや学校、渡米後のサポートまで、万全の体制で行ってくれるみたいですね。

 

説明会での概要説明や資料を見る限りでは、他の団体とほぼ同程度のサポートをしてくれるようです。

 

ELTiS(English Language Test for International Students)という、アメリカの高校で授業を受けるために必要な英語力を測定する試験も提供してくれますね。

 

実際に、今回の説明会の後、僕の娘も初受験しました!(試験内容については後述します。)

 

アメリカの交換留学を扱っている団体は他にもいくつかあるので、それは別の機会にリサーチする予定です。

 

 

アユサの交換留学の概要説明について

会場に到着すると、僕らと同じように初めて参加するという人たちが数十人いました。

 

今回の説明会は2018年度の応募者に向けた話です。

 

僕の娘は早くても2019年度の応募になるので、気楽な感じで参加しました。

 

まずはじめに、概要説明が1時間程度ありました。

 

交換留学の目的(「異文化交流が主目的)、日本の高校との違い(特に単位取得)、ホストファミリーのこと、現地でのボランティア活動のこと等、基本的なルールについて、簡単に説明がされました。

 

特に担当の方が強調されていたのは、高校留学することで、子供達がどれくらい成長するか?という点です。

 

これは事前の心構えにも通じることですが、「自ら目標を立てて実行する力」が求められるので、留学後の自己成長は英語力以上に期待が持てるということを力説されていました。

 

親としては、せっかく貴重な経験ができる高校留学なので、英語力向上だけではなく、結果として子供達が自立した大人になってくれるのであれば、こんなに嬉しいことはありませんね。

 

説明してくれた担当の方も、アユサで交換留学した経験があるということで、とても説得力のある話でしたね。

 

そして、こういった場では体験談がとても参考になるのですが、残念ながら今回は経験者の直接的な話はありませんせした。

 

けれども、体験談をまとめた資料を見せていただき、僕の娘も興味津々で読んでいましたよ。

 

次にルール説明的なことをまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

アユサの交換留学の条件は?

交換留学を行うためには、まずは主催団体(今回であればアユサ)の採用試験(書類選考と面接)に通らないといけません。

 

アユサについて簡単に説明します。

 

出願に必要なものは、

 

・出願書

・過去3年間の学年末の成績表

・現学年の最新の成績表

 

この他、各種健康診断書が必要のようです。

 

 

そして、英語力についてですが、ELTiSというテストで8割以上(実際の点数は215点以上)を取る必要があります。

 

ELTiSはアメリカの高校の授業を受けるために最低限必要な英語力を測定するテストです。

 

リスにング24問とリーディング26問が出題され、70分の試験時間で行われます。

 

2013年に新しくスタートしたことと、過去問がないということで、ELTiSのための試験対策は実質的にできません

 

練習問題はHP上で公表されているので、どんな問題かは把握できます。(リンクはこちら→ELTiS Practice Test

 

 

僕の娘も受験してみましたが、全く歯が立ちませんでした(汗)。

 

 

あと、保護者同伴で日本語と英語で面接があります。

 

保護者同伴と言っても、ほとんど面接担当者と本人との対話です。

 

日本語ではアメリカ留学について、事前の心構えについて、本人がどれくらい覚悟ができているか?、適応力があるかどうか?を問うような質問が多かったですね。

 

例えば、「アメリカではホストファミリーにお世話になりますが、朝夕の食事以外は基本的に自分のことは自分でします。家事の役割分担もあります。そのために今からどんなことに気をつけて生活すべきだと思いますか?」というような質問です。

 

異文化の中での生活ですから、当然日本と同じようにはいきません。

 

基本的な違いについて事前に知っておく必要もありますし、そのための準備も不可欠だということを子供達に認識させるという意味合いが強いようです。

 

 

そして、最後は英語での面接です。

 

聞かれる内容は自己紹介等の基礎的な英語力を見るものでしたが、普段から英語で発信する(アウトプットする)訓練をしていないと、難しいかもしれません。

 

英検で言えば、やはり準2級か2級程度の表現力はあった方が良さそうでしたね。

 

ちなみに、僕の娘はかなりの時間固まってました、、、。

 

しかし、今回の説明会とテストで、娘にとっても「ちゃんとやらなくては高校留学できない!?」という意識が芽生えたみたいなので、連れて行って良かったなあと思います。

 

 

アユサの交換留学で気になったこと

交換留学の説明会から一連のテストを受けてみて、全体としてはとても安心感を覚える内容でした。

 

担当の方もとても親切・丁寧に対応していただきました。

 

衣食住をはじめ、留学前後のサポートもしっかりしているので良い団体だなあという印象です。

 

 

ただ、一点だけとても気になったことがあります。

 

それは費用面についてです。

 

異文化交流が目的の交換留学ですから、どの団体でも授業料や滞在費については不要です。

 

一方で、団体でサポートしてくれる方々に対する経費や各種諸費用ということで、約120万円がかかります。

 

ここまでであれば、どの団体で留学しても同じような金額だと思いました。

 

けれども、とっても残念だったのが、航空券取得費用です。

 

自分で調達することができず、アユサで一括して手配をするようですが、その費用がなんと一律479,000円(2016年実績)なのです!!!

 

アメリカも広いので、どこに行くか?によって費用は多少違ってきますし、渡航する時期による違いもあるでしょう。

 

でも、50万円近い航空券代って何なの???というのが正直な感想です。

 

自分で手配すれば、どれだけ高くても20万円もあれば何とかなります。(往復でも30万もしないでしょう。)

 

交換留学を選択する大きな理由の一つがコストパフォーマンスです。

 

航空券代がここまで高くなれば、カナダやニュージーランドの公立高校への正規留学とほとんど変わらないか、ひょっとしたら、アメリカへの交換留学の方が割高になってしまいます。

 

色々と事情があるのだとは思いますが、もう少し検討してもらいたいところですね。

 

 

 

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