おすすめの留学エージェントはココが違う!

2018年08月21日 エージェント選び

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色々調べてみると、高校留学を取り扱うエージェントって、案外少ないことに気が付きます。

 

ネットの情報だと、どちらかと言えば「広告宣伝」的な内容が多いので、どこまで信用して良いのか分かりませんよね。

 

僕も数十社のエージェントに直接訪問したり問い合わせをして分かったのですが、「高校留学」と記載があるエージェントでも、実際には年間に数人〜10人程度の派遣実績しかないエージェントも多いです。

 

1ヶ月未満の短期留学を入れて数字を大きく見せるエージェントもありますが、信頼できるエージェントは、長期留学(1年以上)の年間派遣実績が100人以上あります。

 

そして、僕たち利用者側からみて一番問題なのが、エージェントのサービスと費用です。

 

留学経験のない生徒さんや親御さんにとっては、エージェントから「○○が必要です」と言われれば、多少費用がかかっても納得せざるを得ませんよね。

 

不安解消の対価としてお金を払うことは間違いではありませんが、きちんと自分で判断できる材料が欲しいですね。

 

今回は、留学エージェントを選ぶ際に、「ココは押さえて欲しい!」「おすすめの留学エージェントはココが違う!」というポイントについてお伝えしたいと思います。

 

 

留学前の英語レッスンは必要?

留学エージェントのサポートの中で、よく出てくるのが事前準備としての「英語レッスン」です。

 

初めての海外留学ですから、いくら日本で英語を勉強していても、英語力についての不安は必ずあると思います。

 

そんな生徒さんや親御さんの不安を解消するのに、事前の英語レッスンは本当に必要なのでしょうか?

 

 

これは僕の長年の英語歴と留学経験からお伝えしたいのですが、「日本での英語レッスンは気休め程度」ではないかと思っています。

 

高校留学に必要な英語力は、週に2、3回レッスンを受けた程度で身につくものではありません。

 

しかも、レッスン自体は万人向けのものになるため、生徒一人ひとりにあったものではありません。

 

そしてもう一つ、最大のデメリットがあります。

 

大抵のエージェントは都市部にオフィスがありますが、地方に住んでいる学生はどうなるのでしょうか?

 

実際にオンライン英会話を提供しているエージェントはほとんどありません。

 

同じサポート費用を払って、遠方までレッスンに通うのは、どう考えても不公平ですよね。

 

 

人の力を借りて、少しでも英語力を高めたいと思うのであれば、留学エージェントとは関係のない語学学校へ行くべきでしょう。

 

コストは高くなりますが、自身のレベルにあったレッスンを受けることはできます。

 

もし費用を抑えつつも、準備をできる限りしたいと思うのであれば、少し早めに留学先へ行き、現地の語学学校へ通うこともできます。

 

英語にどっぷりと浸れますし、レッスン数も多いのでコスパも高いでしょう。

 

そしてなによりも、渡航していきなり新学期が始まるよりも、少し前から滞在して環境に馴染む時間が持てた方が、気持ちも楽になりますね。

 

 

事前の英語レッスンについて、デメリットばかりお伝えしましたが、メリットが全くないというわけではありません。

 

敢えて事前の英語レッスンの良さをあげるとすれば、英語力よりは「これから留学する」という気持ちの上での準備ができることにあると思います。

 

つまり、精神的効果の部分にある気がします。

 

今まで何となく頑張っていた人も、いざ留学するぞ!という気持ちで、事前の英語レッスンを受ければ、気持ちの切り替えもできます。

 

同じエージェントから留学しようとしている仲間と交流を持つこともできます。

 

心強さはありますね!

 

 

結論的には、事前の英語レッスンはオプションにして欲しいですね。(そういうエージェントを選ぶべきです。)

 

英語レッスンを受けたい人はお金を別途支払って受講する。

 

そうすれば、英語レッスンが必要ないと思う人や、別の方法を考えている人は、無駄に高くつくサポート費用を支払わなくて済むわけです。

 

留学エージェントにとっては、事前の英語レッスンはPRポイントの一つかも知れませんが、鵜呑みにするのではなく、サポート費用に含まれるのか、オプションなのかをしっかりと確認し、目的に合ったサポートを受けるべきでしょう。

 

 

無料カウンセリングって、一体なんなの?

「無料相談」とか「無料カウンセリング」という言葉をよく聞きます。

 

「無料なのだから何でも相談に乗ってくれるはず」と考えてしまいがちですが、「タダ」でどんな相談にも乗ってくれるわけではありません。

 

留学エージェントにとって「無料相談(カウンセリング)」とは、「客寄せのためのPR」です。

 

まあ、「わが社のことを知って欲しい」そして、「お客様(つまり、私たち)のニーズを把握して、今後の契約に繋げたい」というのが一番の目的になります。

 

ですから、全ての質問に答えてくれることは決してありません!

 

どういうことかと言うと、短時間の無料カウンセリングでは、生徒さんや親御さんの漠然とした希望はヒアリングできても、すぐに一人ひとりに合った学校を提案することはできません。

 

何千、何万という数の学校が世界中にあります。

 

その中から最適な学校を選ぶには、踏み込んだ話をしなければならないのと、エージェントとしても、膨大な情報を整理する(時には現地の学校に問い合わせする等の)時間が必要です。

 

それには当然コストもかかるわけです。

 

ほとんどの場合、無料カウンセリングでは、留学についての全体概要の説明と自社でどのようなサポートができるか?といったことを説明してくれます。

 

この話の中で、エージェントの担当者と私たちとの間で信頼関係が築ければ、その後契約を結び、そして細かな情報提供や具体的な提案がなされます。

 

ですから、私たちはこの無料カウンセリングで、「本当に頼りになるエージェントかどうか?」を見極めなければなりません。

 

「無料だし、何となく話を聞いてみよう」という感じでアプローチすると、本当に知りたいことを聞く前に「契約締結」させられてしまうことだってあり得るのです。

 

無料カウンセリングや資料請求をして、どんなポイントでエージェントを見極めたら良いか?については、以下の情報を参考にしてくださいね。

 

関連記事 「留学エージェントの選び方

 

「あるエージェントから無料カウンセリングの後、契約するよう勧められた」というような場合で、まだお悩みの方は、ぜひこのページ最下部にある「留学パパへの問い合わせ」窓口へお気軽にご相談くださいね。

 

 

このエージェントは本当に手続きに慣れているの?

留学エージェントが提案しているサポートの代表格とも言えるのが「留学手続きのサポート」です。

 

留学先の決定から、入学手続き、ビザの申請、渡航前の準備まで、様々な手続きがあります。

 

これはどのエージェントでも行う「当たり前」のサービスですが、実はノウハウがないエージェントは自社で対応できなくて、外部業者に丸投げしている場合があります。

 

どういうことか、一例をあげます。

 

例えば「ビザ申請」。

 

当然、エージェントがやってくれるものと考えてしまいますが、大手エージェントでも自社で扱わないというところがあります。

 

「ビザ申請」は難しいというよりも、書類や内容の不備なく行わなければならないので、手間がかかります。

 

特に短期留学(90日以内)を多く扱う大手エージェントは、通常ビザ申請をしません(観光ビザで送り出せる)から、高校や大学の長期留学を扱う場合、慣れた外部業者に丸投げする方が楽なわけです。

 

「別に誰がやっても、問題なくビザ申請ができれば良いじゃないか?」と思う人もいるでしょう。

 

しかし、そう簡単ではありません。

 

同じ高校留学をするにしても、国によってビザの有効期限が違います。

 

アメリカは長期有効(学校の入学許可証で認められる期間)なビザ発行がされますが、カナダは微妙です。

 

有効期限が1年とか2年という場合もよくあります。

 

高校留学を3年間しようと思っていても、ビザが途中で切れたりすることがあるのです。

 

更新時期やその対応でノウハウがないのは、留学生にとってはデメリットというより、リスクになり得ます。

 

僕が調べたところによると、派遣実績の少ないエージェントの場合、それが大手の会社であっても、手続きが不慣れなことによるトラブルは案外多いようです。

 

しかし、「手続きを自社できちんとできるかどうかなんて、どうやったら分かるの?」という問題がありますね。

 

正直、それを見抜くのはかなり難しいでしょう。

 

僕の場合は、それぞれのエージェントに数多くの質問をぶつけることで、会社の姿勢やできること・できないことを把握するようにしていますが、誤魔化されてしまうことも多いですね。

 

一つの目安になるのは、やはり実績です。

 

年間でどれくらい派遣実績があるか?もそうですが、自分が希望する国や地域への具体的な派遣実績が重要な要素になります。

 

具体的な数字を教えてくれないエージェントもありますが、その場合は実績がかなり少ないと見て間違いありません。

 

大切な子供たちを安心して留学させるためには、実績のあるエージェントに出会えるかどうかが、キーになりますね。

 

 

留学先での現地サポートは「売り」になる!?

親の立場からすると、海外で子供たちに何かあったらどうするんだろう?と心配になります。

 

誰も知らない土地で、困ったことがあったら、誰にどう相談するのだろう?と不安でいっぱいです。

 

もちろん、留学する子供達も同様だと思います。(親よりもあっけらかんとしている子も多いですが、、、笑)

 

留学エージェントを調べていると、「現地サポート」を声高にPRする会社が多いですが、現地サポートって実際にどれくらい必要なものなのでしょうか?

 

結論から先に言うと、「現地サポートを最初の料金に含めているエージェントには要注意」です。

 

僕は「現地サポートはオプションで良い」と思っています。

 

なぜそのように考えるのか?理由をお話したいと思います。

 

そもそも、「現地サポート」はどのようなものか?という点を理解する必要があります。

 

・ホストファミリーとのトラブル

・学校の授業に付いていけない

・友達ができない

・体調が良くない、、、等

 

新しい環境にどれくらいで適応できるかは、人それぞれですが、一般的に考えられるのは上記に示した内容が主なものになると思います。

 

現地サポートがいれば、ちょっとした問題は、いつでも対応してくれそうなイメージがありますが、実際は現地サポートがいなくても、上記のような問題は容易に解決できます。

 

ホストファミリーとの問題については、教育委員会の担当者が最初に解決に当たります。(場所によっては外部業者の担当者が対応)

 

どうしても解決できない場合は、ホストファミリーを変更するケースもあります。

 

学校の授業に付いていけないという悩みについては、各学校にカウンセラーがいますので、いつでも相談が可能です。

 

そして、それ以外の多くの問題に対しては、ホストファミリーが「親代わり」の存在になってくれます。

 

学校を含む、私生活のあらゆる問題は一番にホストファミリーに相談してサポートをもらいます。

 

教育委員会の担当者、学校のカウンセラー、ホストファミリーに加え、留学エージェントの方でも遠隔サポートが可能です。

 

 

特に問題なのは、現地の「提携エージェント」の担当者が現地サポートするような場合です。

 

現地の学校関係者やホストファミリーと、どんなやり取りをしているのか、日本オフィス(本社)の担当者も把握できず、親御さんへの説明も不十分となり、かえってトラブルになることが多いようです。

 

無用な現地サポートをせず、パソコンのスカイプ等を使って、定期的に生徒達とミーティングを開催するようなエージェントもあります。

 

僕はそれくらいで十分だと思いますし、あえて、現地サポートを最初から利用する必要性はないと思います。

 

むしろ、長期留学の場合、最初の2年間くらいは現地サポートがない方が、子供達は成長(自立)するような気がします。

 

エージェントの担当者に話を聞くと、現地サポートが必要な生徒というのは、「依存体質」が強いそうです。

 

「依存体質」が悪いということではなく、その子が自立していく過程で、必要であれば、オプションで現地サポートを依頼するのは有りだと思います。

 

しかし、最初から高額なサポート費用を払って受けるべきサービスかと言えば、疑問がありますね。

 

「現地サポート」は、留学エージェントにとっては「売り」かもしれませんが、本当に必要だと思う人がオプションで受けられるサービスであれば、十分だと思います。

 

 

2年目以降のサポートと進路相談は必要???

留学エージェントを数十社回っていて、最も気になったことの一つが「2年目以降のサポート内容と費用」と「進路相談」です。

 

1年未満の高校留学の場合は関係ありませんが、卒業目的の高校留学であれば、当然「2年目以降のサポート」について気になりますね。

 

実際、僕の留学経験から考えても、学校生活に慣れた2年目以降に、1年目と同様のサポートが必要になることはないと言い切って良いと思います。

 

最初の1年でほとんどの問題や疑問は解決できているし、何かあったとしても、誰に聞いたら良いか完全に把握できているので、困ったことはありません。

 

そう考えると、1年目のサポート内容をそのまま引き継ぐような契約を提案してくるエージェントは、良心的とは言い難いですよね。

 

しかも、2年目以降も同じ費用がかかるというのは、全く納得できないと思います。

 

 

そうなると2年目以降はエージェントのサポートは一切不要な気がしてくると思いますが、そういうわけでもありません。

 

2年目以降でも唯一サポートが必要になってくる可能性があるのは、「進路相談」の時です。

 

実際には、海外の大学へ進学する場合は、日本のエージェントは必要ありません。

 

現地の高校のカウンセラーが、進学に必要な単位や、志望校の選定について、きめ細やかに対応してくれるからです。

 

しかし、「日本の大学へ進学」を希望する場合は、話は違います。

 

海外の高校を卒業をする生徒は、日本の大学受験をする場合は「帰国子女枠」で受験することになります。

 

当然、どの大学がどんな条件を提示しているのか、毎年違いますので、正確な情報が必要です。

 

その時にはやはり、留学エージェントのサポートがあると安心です。

 

けれども、どのエージェントでも同じようにきちんとした情報が得られるか?と言われると、必ずしもそうではないようです。

 

ここでも、やはり実績のある、ある程度多くの生徒を合格させているエージェントの方が信頼がおけそうです。

 

無料カウンセリングの時や、契約前に必ず「2年目以降のサポート内容と費用」、そして「進路相談の実績」について、確認をしておきましょう。

 

 

まとめ 実績と知識・情報レベルを把握しよう!

留学エージェントを選ぶ時に、ポイントとなる事柄について、いくつかご紹介しました。

 

結局のところ、エージェントの良し悪しを判断するには、これまでの実績と情報量が大きな要素となります。

 

大手で知名度のある会社であるかどうか?は関係ありません。

 

情報収集する方にとって、最もやっかいなのは、目の前のエージェントがどれくらいの実績や情報量を持っているのか分かりにくい、という点にあります。

 

まずは、無料カウンセリングの担当者の見極めがポイントになるでしょう。

 

担当者によっては、いくつかの業務を掛け持ちしている関係で、あまり詳しい情報を持っていない人がいます。

 

その会社の中には詳しい担当がいるかも知れません。

 

しかし、残念ながら、私たちは対応してくれた人で判断するしか方法はありません。

 

それも、その会社の実力というか、サービスの質だと思います。

 

情報を出してくれない会社も、しかりです。

 

留学エージェントとの付き合いは、短期留学であれば、その時限りになりますが、長期留学の場合だと2年〜3年以上になります。

 

安心して任せられるエージェントを選ぶことが、高校留学の成功には欠かせません。

 

今回お伝えしたこと以外にも、いろんな要素があると思います。

 

皆さんが問い合わせをしたり、お世話になった留学エージェントの情報なども、ぜひ情報提供ください。

 

そして、「このエージェントは大丈夫?」と、気になることやお悩みがあれば、遠慮なくご相談くださいね。

    留学のことでご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

      

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