留学エージェントの選び方

2017年10月24日 エージェント選び

counseling

まずはエージェント選びが先決!!!

 

子供の高校留学を考えると言っても、知識ゼロの人にとっては、「何から手をつけて良いのやら」と感じる人が多いと思います。

 

大学生くらいになると、子供達も自分でリサーチしたり、考えて動いたりということが出来るようになりますが、中高生だとそうはいかない場合が多いですね。

 

当然、留学先の情報収集から、学校とのやり取り、ビザを含む各種手続き、そして滞在先の手配といったことまで、全て個人で行うというのは、相当なハードルがあり、未経験者にとっては現実的ではありません。

 

そうなると、高校留学のほとんどは「留学エージェント(斡旋会社)」と相談しながら進めていくことになります。

 

ですから、実は「エージェント選び」が高校留学を成功させる大きな鍵(キーポイント)になるのです!

 

僕も娘の留学を考えていく中で、実は全国にある留学エージェントを何十社も調査しました。

 

直接本社を訪問してカウンセラー(アドバイザー)と話をしたり、メールや電話で問い合わせしたり、よく開催されている留学フェアやセミナーに参加したりと、とにかく集められるだけの資料収集を行いました。

 

その結果、一番強く感じたのは、「自分や子供達に合ったエージェント選び」が、留学生活の充実度や留学後の進路選択の幅に、大きな影響を与えるということです。

 

そして、親としては最も大きな関心事の一つでもある「費用対効果」についても、エージェントによってかなりの差が出てきます。

 

これから高校留学の成否を左右するエージェント選びについて、考えていきます。

間違いないエージェント選び〜押さえておきたい5つのポイント

留学準備段階から留学後まで、最低でも数年間は付き合うことになるエージェントです。

 

会社がどれくらい優良企業であっても、担当カウンセラーとの相性が合わなければ、不安や疑問を解消できないばかりか、逆に不満やストレスばかりがたまってしまうことになりかねませんね。

 

途中で「担当を変えてください」という依頼もできますが、そもそもこちらの意図をくみ取れないないカウンセラーがいる時点で、そのエージェントへの疑念を拭い去ることは難しいかも知れません。

 

留学カウンセラーの見極めについては、正直なところ、直接話をしてみないと分かりませんが、僕がこれまでのカウンセリングで感じた、いくつかのポイントをあげてみたいと思います。

 

 

留学カウンセラーとのフィーリング

■  お客様のニーズを引き出せているか?

 

「知識ゼロ」のお客様に対して、一方的に留学する国や学校のこと、留学制度、そして自社のサポート体制について話し続けるカウンセラーがいます。

 

「カウンセラー」としての資質に疑問を感じますね。

 

まずは留学を考えている子供の希望や、親の要望・不安、これまでの学校や家庭での様子(性格・趣味嗜好)、将来の夢や目標など、様々な角度から基本情報をリラックスした雰囲気の中で聞き出せる能力があるかを見ていきます。

 

この時点で、ある程度信頼できるカウンセラーかどうかが分かれます。

 

 

■  カウンセラーとしての実績は?

 

いくら会社に実績があったとしても、カウンセラー自身の経験値が乏しいのは、親の立場としては不安がありますね。

 

僕が直接話をしたカウンセラーの中には、どう見ても学校を卒業したばかりの新人の担当者が何人かいました。

 

「現地の学校をよく訪問しているんですか?」と聞いても、当然のことながら「訪問はしていませんが、学校関係者や実際に留学した生徒さんから色々と情報収集をしています」というような、その場しのぎの回答です。

 

言葉の端々に(本人は自覚がないと思いますが)「〜と思います」というように、断定した言い方ではなく、曖昧な表現が多いですね。

 

実際に自分の子供達を留学させて、何か問い合わせしたいと思った時に、実務経験の少ないカウンセラーでは、心もとないと言わざるを得ません。

 

 

■  子供との相性は?

 

とても主観的な表現になりますが、自分の子供はそのカウンセラーのことが「好きか嫌いか?」というポイントは重要です。

 

人間同士ですから、当然「好き嫌い」はあります。

 

カウンセラー自体の資質とは関係なく、子供が心を開いて何でも話せる人でなければ、正しい方向性に導くことは難しいですね。

 

この点については、第一印象も含めて、子供の話をよく聞いてあげる必要があるでしょう。

 

 

本当にノウハウがあるの?〜留学派遣実績を知る〜

「留学エージェント」と一言で言っても、実は得意分野に差があります。

 

例えば、ある特定のエリア(国)に強いエージェントもあれば、大学留学や語学留学には多くの実績があるけれども、高校留学の実績は少ないというエージェントもあります。

 

もちろん、どのエージェントも「高校留学は扱っていますか?」と聞けば、実績に関係なく、「取り扱いはあります」と答えるはずです。

 

しかし、実際には他のエージェント(協力関係にあるエージェント)に「丸投げ」するということもあるようです。

 

見極めのポイントとしては、以下のような質問をしてみます。

 

  • 年間に高校留学をする人はどれくらいですか?(短期と長期の数字を分けて答えてもらう)

 

  • どの国(エリア)が最も人気ですか?(その件数は?)

 

  • もし自分の子供が実績のあるエリア以外の学校を選んだ場合、どのようにサポートしてくれるのでしょうか?

 

派遣実績を聞いた際、年間で数人〜10人以下である場合は、あまり高校留学には積極的ではないか、得意ではない可能性があります。

 

エリア(国)に偏りがある場合も同様です。

 

もちろん、数が少ないからと言って「ダメなエージェント」という訳ではありません。

 

しかし、ノウハウの蓄積が多いエージェントの方が、学校選びや留学に関するあらゆるサポートについて、より多くの情報やアドバイスがもらえることは間違いありませんね。

 

 

留学中のサポート 〜「危機営業」に注意!〜

おそらく、親の立場から子供の高校留学を考えるとき、最も気になることの1つが、エージェントのサポート内容でしょう。

 

各社のサポート内容については、別のコラムで詳しくお伝えしたいと思いますが、ここではエージェント選びの際に知っておきたい本質的な話をしたいと思います。

 

まず、「エージェントは何で稼ぐか?」という話です。

 

短期の語学留学などでは、提携校からの紹介料がエージェントに入るため、「手数料ゼロ」を打ち出してサポートしていることが多いですね。

 

しかし、長期留学となると、学校からの紹介料があることはほとんどなく、エージェントは留学サポートに対してお客様からもらう手数料が収入源になります。

 

そうなると、サポート内容をいかに充実させて、他社と差別化し、集客力を上げて、手数料収入を得るかということが、エージェントにとっては重要になってきます。

 

ここで私達が気をつけなければならないのが、「そのサポートは本当に必要なのか?」ということです。

 

子供達の初めての高校留学ですから、親として不安や心配があるのは当然のことですが、それを逆手に取った「危機営業」には要注意です!

 

どういうことかというと、やたらと留学中の様々なリスクを伝えて不安を煽る危機営業をするエージェントがいます。

 

エージェント巡りをしていて、よく聞いた話では、「(日本との)時差がなくすぐに対応できる」ことや、子供達からの悩み相談について「直接対話できるスタッフが近くにいる」こと、さらに日本にいる親に「いつでも常駐スタッフから連絡が入る」ことなどを強くPRするエージェントがありました。

 

確かに「万が一」を考えた時には、安心材料の1つにはなります。

 

けれども、その「万が一」の時のためだけに、必ずしも「近くに誰かいること」が本当に必要なこととは限りません。

 

子供達に何か困ったことがあった場合の対応は、ホストファミリー、学校の担当者、教育委員会、そしてガーディアンと呼ばれる現地での保護責任者がいます。

 

そうした人達との連携をエージェントがきちんと行えるのであれば、現地スタッフが必ずしも近くにいる必要はないはずです。

 

「高いサポートを売りたい」エージェント側の思惑や危機営業が、絶対に間違っているという訳ではありませんが、ここは冷静に親が判断しなければいけないでしょう。

 

 

現地の学校・教育委員会との連携 〜「丸投げ」業者の見分け方〜

エージェントの役割の中でも最も重要な要素の1つが、留学先となる学校や学区を取り仕切る教育委員会の担当者との連携です。

 

実はこれはお客の立場である私達には全く見えない(分からない)部分になりますが、そのエージェントが信用するに足るかどうかという点ではとても大切な部分です。

 

留学する子供達を誰に預けるか?という点において、最も影響の大きいキーマンになるのは、やはり現地の学校の担当者であったり、教育委員会です。

 

そのパイプ役を果たすのがエージェントになるわけです。

 

当然、学校担当者や教育委員会とどれくらい信頼関係を築いているかによって、何かあった時の対応はもちろんのこと、日々の子供の様子やちょっとした変化に対するサポートに違いが出てきます。

 

一旦留学生が渡航してしまうと、後は「丸投げ」というようなエージェントであっては困りますよね。

 

では、そうした「丸投げ」業者を見分けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

ここでは「丸投げ」業者に引っかからないようにするための、ちょっとしたヒントをご紹介します。

 

以下の質問事項に明確に答えられないエージェントであれば、丸投げされる可能性があります。

 

  • 勧められた学校(または学区)の担当者の名前を聞き、その方とカウンセラーがどの程度対話ができているのか確認。(カウンセラーが直接訪問したり、先方担当者が来日したりといった交流が行われているかをチェックします。また、大手エージェントの中には、本部を通さないと、カウンセラーが学校と直に連絡ができないというような会社もあります。)

 

  • 実際にその学校・学区にどのくらい留学生を毎年派遣しているのか?を聞く。(派遣実績が多いほど、先方からの信頼も厚い。)

 

  • 無理難題でも相談できる関係性があるか?例えば、ホストファミリーを変更したい時など、何か問題があった時に、どの程度融通を効かせることができるか?を確認。(本来、余程のことがないとホスト変更は難しいようです。)

 

  • パンフレットやネットなど、一般には公表していない「穴場」の学校(つまり、エージェントとして自ら発掘した学校)があるかどうかを聞く。
    →エージェントとして、現地に積極的に訪問し、より良い関係性を持てる学校や担当者を見つけようとしているかどうか、企業姿勢を見極めることができます。

 

いずれにしても、私達には分からない部分が多いわけですから、表面的な言葉でごまかそうとするエージェントに騙されないよう、くれぐれも注意が必要ですね。

 

 

国内エージェントと現地エージェントの違いを知る

現地エージェントを使うメリットとして、、、

 

  • 提携校とのパイプが太い。

 

  • 近くにいるので留学生のフォローが充実している。

 

  • 現地の事情に詳しい。

 

  • 学校の手続き費用は一切無料!

 

といったメリットがよくPRされています。

 

留学したい国やエリアがはっきりしている場合、国内エージェントと比べて、現地エージェントの方がメリットは多いのでしょうか?

 

実はこのブログの読者からも、現地エージェントに関する様々な情報いただいています。

 

中にはこんな経験をした方がいらっしゃいました。

 

「最初は現地エージェントのメリットに興味を持ち、留学準備を進めましたが、現地エージェントの担当者と直接話ができないので、自分だけでなく、子供とも信頼関係を築くことができませんでした。スカイプや電話、メールなどでのやり取りだけでは、子供も完全に心を開くことができず、結局途中で国内のエージェントにお世話になることにしました。」
(東京都世田谷区・Nさん)

 

 

一生に一度しかない高校留学です。

 

カウンセラーとの信頼関係が築けるかどうかはとても大切です。

 

僕もどちらかと言えば、スカイプや電話より、直接話をする方が安心します。

 

言葉だけでは伝わらないものが、空気感で伝わりますよね。

 

国内大手エージェントのカウンセラーの方にも、現地エージェントとのトラブル事例について聞きました。

 

代表的なトラブルは金銭がらみのようです。

 

 

  • 入金したお金を運転資金に回すエージェントも少なくないため、払い込んだはずのお金がどこへいったのか、「授業料が学校に支払われていなかった」という事例がよく聞かれる。

 

  • HPを見るだけでは、会社の所在地等の情報は分かるけれども、財務状況までは分からない。突然夜逃げをしたり、倒産することがあっても、何の保証もない。当然、何かあった後では、留学自体を断念せざるを得ないこともある。

 

言われてみれば、国が違えば法律も違うわけで、特に金銭がらみの問題については、泣き寝入りする以外にない、という状況に陥る可能性がありますね。

 

「経営者が日本人だから大丈夫」というような簡単なことでもなさそうです。

 

では、国内エージェントなら大丈夫なのか?と言えば、そういうわけでもないと思います。

 

これは色々と調べるうちにわかったことですが、実は「留学エージェントになるために資格は必要ない」のです!

 

もちろん、財団法人などの各種協会があったり、民間の留学カウンセラー資格があったりします。

 

けれども、「なりたい人は誰でもなれる」のが留学エージェントです。法的な資格は不要なのです。

 

そうなると、信用できるエージェントを見つけるのは本当に難しいですよね。

 

やはりネットに掲載されている1社、2社の情報だけではなく、できるだけ多くのエージェントを自分の足で周り、比較検討するという努力も必要でしょう。

 

 

留学のことでご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

  
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