高校を中退して留学するなら、どのタイミングがいいの?

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日本の高校に通いながら、中途半端に短期間留学するのではなく、「高校を中退して海外の高校を卒業したいけど、いつのタイミングが良いんですか?」「今からでも遅くないですか?」という質問を沢山いただいています。

 

大抵の場合、思い込みで「早い、遅い」といった判断をしがちで、せっかくの夢を諦めてしまう人もいるようです。

 

思い描く夢や目標に合わせて、いつでも可能性があるということを知ってもらいたいと思います。

 

今回は、最近よくあるご質問の中から、以下のテーマに絞って、お伝えしていきたいと思います。

 

 

◆高校を中退すること既に決めているけど、タイミングが分からないという人。

 

◆高校を中退して留学しても、どれくらいの期間で卒業できるのだろうか?と疑問に思っている人。

 

◆高校を中退して留学するタイムリミットが気になる人。

 

 

高校2年で中退して留学することはできるの?

「高校2年生までの単位取得を終え、高校3年から留学したいと思いますが、可能でしょうか?」

 

 

この質問はかなり多いです。

 

もちろん、質問をくださるタイミングは多少違いますが、高校2年を終了する前にご相談いただく場合と、高校2年の夏休みから秋にかけてご相談いただく場合があります。

 

多くの場合、「この時期から中退して留学するのは、もう遅いですか?」といった感じの不安を持たれている人が多いですね。

 

この時期の生徒さんや親御さんからの相談に対しては、いくつか質問させていただくことにしています。

 

 

1.2年間かけて卒業することも選択肢に入れることはできますか?

 

2.卒業後の進路はどう考えていますか?

 

 

学年的にも(年齢的にも)、すぐに次の進路選択をしなければならない時期に留学することになります。

 

「高校を中退して留学する」ということは、目的ではなく通過点になるわけですから、上記の質問に対する答えによって、選択肢が絞り込まれていきます。

 

次に、上記の質問の意図についてお伝えしていきます。

 

 

高校卒業にもう1年余分にかかることもある!?

「高校3年生を2回する(2年行く)の?」という声が聞こえてきますが、その可能性があるということです。

 

この時期からの高校留学にとって、一番ネックになるのは「英語力」です。

 

高校留学は「単位取得」ができてはじめて卒業認定がなされます。

 

「日常生活に困らない英語力」だけであれば、3ヶ月や半年でクリアしてしまう人も多いかも知れませんが、海外の高校を卒業しようと思うと、当然ながら、それぞれの教科で規定の課題や試験をクリアして単位をもらわないといけません。

 

私たち日本人にとって、特に問題なのが、教科としての「英語(現地では国語)」です。

 

 

日本の高校を中退して高校留学したいと思う高校生の多くは、あまり高い英語力を持っていないことが多いです。

 

例えば、「英検2級以上を持っている」というような人であれば、もう少し努力すれば単位取得が可能かも知れませんが、それ以下の英語力しかない場合、たった1年で英語クラスの単位取得をするのは、かなりハードルが高いでしょう。

 

アメリカを除く英語圏の国では、留学生向けのESLクラスがあったりして、サポートも充実しています。

 

しかし、ESLを取りながら、通常の英語クラスを受講するというのは、現実的ではありません。

 

初めての高校留学ですから、現地での生活に慣れる時間も考慮すると、卒業を1年くらい遅らせるという選択肢も考えた方が良いですね。

 

 

「日本の高校と合わせて、4年間も高校へ行くのは嫌だ」という場合はどうでしょうか?

 

 

方法がないわけではありません。

 

最も一般的な方法としては、「ニュージーランドの高校へ留学する」ことでしょう。

 

 

他の国とは異なり、ニュージーランドの高校は「単位取得」という概念がありません。

 

つまり、年齢に合わせて自動的に学年が上がるシステムになっています。

 

しかも、成績による留年というのは、ほぼありません!

 

よほど不登校で学校へ行かなかったり、不良行為によって強制送還になったりするようなことがない限り、1年間で卒業することができます。

 

「じゃあ、日本の高校を中退して、1年で海外の高校卒業証書をもらうなら、ニュージーランドですね!」と考えてしまいそうですが、ちょっと待ってください!

 

確かに、「卒業資格さえもらえたら良い」というのであれば、一番良い選択肢になるかもしれませんが、卒業後の進路まで考えると、必ずしもベストとは言い切れません。

 

その理由を2つ目の質問内容と合わせて説明していきますね。

 

 

高校3年生からの留学で知っておくべき、海外の教育制度

日本の高校を2年生まで行って中退し、3年生から留学する場合、最も気にしておいた方が良い点は「各国の教育制度と卒業後の進路」です。

 

留学先によって、大きなハードルがあったり、場合によっては留学自体ができない(入学不可)のケースもあります。

 

「行きたい国や高校にいつでも行ける」「卒業後もスムーズに大学進学できる」という訳ではないのが、このタイミングからの高校留学です。

 

まずは海外の留学制度を正しく理解しておかないといけませんね。

 

 

先ほど、ニュージーランドの高校留学の話が出てきましたから、まずはそこからスタートしましょう。

 

高校3年生からでも1年で卒業ができるニュージーランドへの高校留学ですが、最大のデメリットは「大学への進学が困難」ということです。

 

ニュージーランドの高校へ1年間行って、高校卒業の認定をもらったとしても、すぐに海外の大学へ進学することは、ほぼ不可能なのです。

 

なぜなら、「英語力」の問題というより、大学進学するための条件のクリアが必要になるからです。

 

具体的に言うと、各学年の修了時にNCEA(資格試験)を取得する必要がありますが、この結果をもとに大学進学の認定が得られます。

 

最終学年のYear13から留学する日本からの高校生は、この資格認定がなされないため、いくらニュージーランドの高校卒業認定をされたと言っても、そのまま大学進学はできないのです。

 

ニュージーランドでは高校自体は義務教育的な感じで卒業できますが、大学進学は別物として考えられています。

 

 

同じようなことは、ニュージーランド以外の国でも言えます。

 

 

例えば、イギリスはその典型です。

 

イギリスの高校は4年制です。

 

高校1年生は、日本で言うところの中学3年生です。

 

そして、高校2年生(16歳)の最後に修了試験を受けて、義務教育が終わります。

 

その後、大学進学を目指す生徒は、シックスス・フォームへ進みます。

 

シックスス・フォームは大学準備のための授業を受けますが、内容は大学生が学ぶような事柄が多く、レベルは高いです。

 

18歳になる年の日本の高校生がいきなりイギリス留学をして、高度な授業についていくのは並大抵のことではないですよね!

 

 

次に、アメリカの場合は、卒業目的とした公立高校への留学ができません。

 

必然的にコストの高い私立高校への留学ということになりますが、これも1年間で卒業するとなると、単位取得の問題と、大学進学するためのSATやACTという統一試験を受ける必要があることから、英語力も含めて、ハードルは相当高いと言えます。

 

 

では、オーストラリアはどうでしょう?

 

オーストラリアの一番の難点は、州や教育委員会によって、教育制度(単位認定)が異なるという点です。

 

州ごとの規定をクリアし、さらに大学進学を目指すのであれば、それぞれの大学の基準をクリアしなければなりません。

 

基本的にはオーストラリアは、イギリスの教育システムを採用しているので、途中から入学した場合、卒業後に一足飛びで大学進学するのは難しく、「ファウンデーションコース 」という大学進学準備コースを1年間取らなければ進学することができません。

 

「どうしてもこの学校へ行きたい!」という明確な目的がある場合は、そのための準備をすることになりますが、留学時期を逃してしまうと、入学自体ができないというケースもありますし、卒業するのに余分な時間を費やす可能性もあるので注意が必要ですね。

 

あと、英語力についても知っておくべきことがあります。

 

オーストラリアの高校では、規定の英語力がない場合は、必ず語学学校の所定のコースを修了することが義務付けられています。

 

これは、ニュージーランドやカナダとは異なり、学校が運営しているものではないので、高校の授業を取りながら英語クラスを取るというようなものではありません。

 

留学生に対しては、「英語力が身についたら、高校の授業を受けて良いよ」というのが彼らの考え方です。

 

一般に、オーストラリアの高校を卒業したい場合、必要な英語力は英検準1級程度と言われています。

 

もし現時点でそれくらいの英語力がない場合、1年間で卒業するという話の前に、高校の授業を受けさせてもらえないという事態になりますね。

 

 

最後に、高校3年生からのカナダ留学についてです。

 

カナダはもともと教育委員会が留学生の受け入れをしっかりしていて、サポートも充実していることで有名です。

 

卒業後の進路についても、カナダ国内の大学はもちろんのこと、アメリカの大学へ進学する生徒も多く、教育水準が高いので安心感はあります。

 

しかし、問題はやはり「英語(国語)」です。

 

高校卒業までに、必ず「English12」を修了(単位取得)しなければなりませんが、これをわずか1年で取得するとなると、それなりの英語力が必要になります。

 

もともと英語力のある人は問題ないですが、英語力に自信のない人は1年で卒業するのは難しいかも知れません。

 

各国の教育制度の詳しい情報については、下記のリンクを参考にしてみてください。

 

こんなにも違う!海外の高校の教育制度の違い

高校留学から英語圏の大学へ進学する場合の条件は?

 

高校1年生で中退する場合は、選択肢が豊富!

「高校受験を乗り越え、無事に志望校へ入学できたと思ったけれど、何か自分がイメージしたものとは違った。海外で新しい環境の中でチャレンジしてみたい!」

 

そんな思いで高校中退を考え始め、高校留学の可能性を模索しているという人も多いですね!

 

この中には、以前から留学に関心があったという人もいますが、どちらかと言うと高校生になってから具体的に考え始めたという人が多い気がします。

 

いずれにしても、高校2年生で中退し、3年生から留学する人に比べると、選択肢はかなり多いと思います。

 

もちろん、前述の通り、国によってはハードルが高い場合がありますが、様々な選択肢の中から希望する高校留学ができます。

 

ここでは、高校1年生で中退して留学する場合の選択肢について考えてみたいと思います。

 

 

普通に頑張れば2年で卒業できる!!!

日本の高校を中退して、高校留学を考える人にとって、「どれくらいの期間で卒業できるか?」は、とても重要なことだと思います。

 

国や地域、学校によって違いはありますが、「日本で言うところの高校2年の秋から留学し、2年後に卒業する」ことは、普通に頑張れば十分可能です。

 

一番気になる英語力に関しても、最初の半年から1年の間に、それなりの努力をすれば、授業についていくには十分な英語力がつくと思います。

 

もし「英語力や勉強そのものに不安がある」という人であれば、カナダの高校の場合、2学期制(セメスター制)や3学期制(クウォーター制)の学校を選ぶことをおすすめします。

 

理由は、1学期制(リニア制)になると、1年間同じ教科を学ぶことになるのですが、単位を落としてしまえば、もう1年同じ教科を取らなければなりません。

 

特に英語(現地では国語)に関しては、どの国でも必須科目なので、落第すれば卒業ができなくなります。

 

2学期制や3学期制であれば、もし落第しても、取り直しするだけの時間(回数)があるため、多少安心です。

 

 

あと、これは日本人留学生の特権的なものかも知れませんが、「数学と外国語はほとんどスルーで単位が取れる」というメリットがあります。

 

どういうことかと言うと、日本で学ぶ数学の教育水準は世界一と言って良いくらい高いです。

 

欧米各国の数学レベル(特に中高生)はかなり低く、日本の中学レベルの内容を高校で学びます。

 

そうなると、数学に関しては受講を免除される場合があります。(もし免除されなくても、あまりにも簡単なので、勉強時間が要らないと思います。)

 

「外国語」も同様です。

 

日本人であれば当然「日本語」ができます。

 

これは留学先の学校では「外国語扱い」になります。

 

ということは、現地の高校生は英語しかできないので、スペイン語やフランス語等の外国語を履修しますが、日本人留学生はすでに日本語ができるので、外国語の履修が免除されます。

 

ラッキーですね!

 

その結果、英語(国語)を含む、他の教科に集中して取り組むことができます。

 

いずれにしても努力は必要ですが、高校2年生から留学を始めても、2年で卒業できるというわけです。

 

 

但し、イギリスやオーストラリアへ留学を希望する人は要注意です。

 

前述の通り、タイミング的にイギリスの教育制度で当てはめると、義務教育修了後のシックスス・フォームからの留学になるため、よほど英語力に自信があり、「イギリス(またはオーストラリア)の大学に入学したい!」という目的がはっきりしている人以外は難しいと思います。

 

 

準備期間は案外短い!?

これはデメリットの一つになると思いますが、留学先によっては準備期間が相当短くなる可能性があります。

 

例えば、ニュージーランドやオーストラリアでは、1月に新学期が始まるので、高校1年生の夏休みくらいに中退や留学を考え始めた場合、かなり厳しいタイミングになります。

 

もちろん、高2の1月から渡航するのであれば、十分な時間がありますが、卒業のタイミングも9ヶ月遅れになりますね、、、。

 

 

北米(カナダ・アメリカ)であれば、ほとんどの高校が9月スタートです。

 

大抵の場合、高2の9月からの留学になるので、遅くても高1の年内までに志望校の絞り込みをしておきたいところです。

 

学校選びから入学手続きまでの時間は、最低でも数ヶ月。できれば半年は欲しいところです。

 

 

人気の学校は申し込み締め切り日を待たずに締め切られてしまうこともありますから、やはり早ければ早いほど良いでしょうね。

 

 

「帰国子女枠」で日本の大学受験も可能!

高校1年で中退して、海外の高校へ留学するメリットとして、最も大きいのは海外・日本問わず大学進学ができる」「という点です。

 

特に「帰国子女枠」で日本の大学受験ができるというのは、大きなメリットですね!

 

帰国子女枠の条件は、「海外の高校に2年以上在学し、卒業していること」です。

 

帰国子女枠であれば、日本の高校生のような受験勉強は必要がなく、大学によって多少差はありますが、「英語」「小論文」「面接」といった内容で受験できます。

 

そして、ここが一番嬉しい部分ですが、一般入試であれば到底受験できないようなワンランク上の有名大学にチャレンジできます。

 

私立であれば、慶応・早稲田・上智であったり、国公立であれば、外国語大学を中心に、数多くの選択肢があります。

 

応募枠(定員)の割には、帰国子女の受験生自体の数がまだまだ少ないので、合格できる可能性が高いようです。

 

同じ卒業目的の高校留学であっても、留学期間が長くなれば、海外・日本を問わず、進路選択の幅も広がるということですね!!!

 

どんなタイプの高校留学を選ぶかの鍵は「卒業後」にある!

 

高校留学のタイムリミットは?

日本の高校を中退して海外の高校へ留学するタイミングについて見てきましたが、一般的には高校1年生、または高校2年生で中退して、1年〜2年間の留学をして卒業するというパターンが多いと思います。

 

しかし、たまに18歳や19歳、時には20歳のお子さんを持つ親御さんからご相談をお受けすることがあります。

 

いろんな事情があって、少し年齢を重ねてから高校留学を目指したいといういう人がいらっしゃいます。

 

素晴らしいことだと思いますが、高校留学のタイムリミットはあるのでしょうか?

 

僕も詳しく知らなかったので、色々と調べてみました。

 

 

イギリスには卒業という概念がない!?

日本の高校を中退して、イギリスの高校へ留学したいと考える場合、先に理解しておかなくてはならないことがあります。

 

それは、「イギリスには高校卒業」という概念がない!ということです。

 

教育システムについては、別コラムを参照していただけたらと思いますが、イギリスについて言えば、その教育システムに合わせられるかどうか?がタイムリミットになってくるようです。

 

イギリスは16歳で義務教育が終わりますが、その際にGCSEで合格点を取る必要があり、それが前提で大学準備コースの「sixth form(シックスス・フォーム)」(2年間)へ進みます。

 

日本では17歳〜18歳になる年ですが、この2年間での成績が、そのまま大学進学へ影響します。

 

そうなると、単に「イギリスの高校へ行きたい!」というよりは、その後の「進路に対する明確な目標があるかどうか?」が鍵となります。

 

高校卒業という概念がない以上、その後の進路に対する目標がなく、イギリスへ留学することは非現実的なこと(場合によっては無意味なこと)だとも言えるのです。

 

つまり、日本の高校を中退して、海外の高校を卒業するという選択肢がないのが、イギリス留学というわけです。

 

こうなると、留学のタイムリミット以前の問題ですよね!

 

 

ニュージーランドはいつでも留学可能?

前述した通り、ニュージーランドの高校留学については、大学進学を考えない前提であれば、どのタイミングでも留学することは可能なようです。

 

ニュージーランドの教育システムはイギリスの教育システムにならったものですが、一般的に、現在の学年(年齢)に合わせて現地の高校へ入学(編入)して、18歳をめどに卒業資格が取得できます。

 

そして、単位取得という概念がないので、いつまでに卒業しなければならないということもないようです。

 

調べたところでは、何らかの事情により、17歳や18歳で高校1年生として入学し、20歳で卒業するという人もいるそうです。

 

 

このように、「入学しやすく、卒業しやすい」のがニュージーランドの高校留学ですが、その後の進路を事前にはっきりとさせておくというのが鍵になります。

 

高校留学は最終ゴールというよりは通過点になる場合がほとんどです。

 

日本に帰ってから大学進学したいのか?それとも、海外の大学進学を目指すのか?によって、ニュージーランドが留学先として適当なのかどうか?も変わってきますね。

 

 

カナダは州によってルールが異なる!?

カナダの高校についても調べてみました。

 

カナダの場合、各州によってルールが異なるようです。

 

現時点で4つの州に関して、情報確認ができたのでご紹介しますね。

 

■ブリティッシュコロンビア州(BC)

 

入学時期については問われないようですが、卒業する時点で19歳になってしまうということが明らかな場合、受け入れ(入学)ができないようです。

 

例えば、現在日本の高校3年生である場合、年齢的には17歳から18歳になる年齢ですね。

 

カナダは9月スタートですから、翌年の6月末の時点で19歳になってしまうのであれば、入学許可が出ません。

 

つまり、7月1日以降が誕生日の人であれば、高3の9月から留学ができるということです。

 

しかし、前述の通り、1年でカナダの高校を卒業できるだけの英語力がなければ、2年間を要してしまう可能性もあるわけです。

 

そうなると、基準である「満19歳までに卒業する」というルールに抵触しますね。

 

これは注意が必要です。

 

入学できても卒業できない!というようなことにならないか?よく考えて学校選びをしなければならないでしょう。

 

 

■ノバスコシア州(NS)

 

BCと同じく、卒業する時点で19歳になってしまう人は受け入れ(入学)ができないルールのようです。

 

 

■ニューブランズウィック州(NB)

 

BC、NSと同じく、卒業する時点で19歳になってしまう人は入学許可がもらえないということになるようです。

 

 

■オンタリオ州(ON)

 

オンタリオ州は、他の州とは異なり、卒業が20歳までであれば入学ができるようです。

 

ただ、この場合でも、自分の生年月日に気をつける必要があります。

 

例えば、6月30日(9月スタートした場合の1学年の終わり)の時点で、21歳になってしまうと駄目なようです。

 

あくまで「20歳のうちに卒業」と言う形であれば大丈夫です。

 

 

 

このように、カナダの場合は、州によってルールが多少異なるという事情があります。

 

現時点で調べた情報なので、ひょっとしたらルール変更される可能性があります。

 

もし正確な情報が必要な場合は、その都度エージェントを通して、教育委員会へ問い合わせが必要でしょう。

 

 

オーストラリアはリミットはないが、容易ではない!?

既にお伝えしているように、オーストラリアの高校留学に関しては、教育システムの理解と英語力の有無が全てだと思います。

 

「何歳だからダメ!」というようなリミットはありませんが、英語力がなければ入学許可は得られても、実際の授業を受けることができない(語学コースの修了まで)というのが大きなハードルになります。

 

そして、各州の教育委員会が独立しているため、統一ルールとして「何歳までに卒業」という決まりがありません。

 

ですが、卒業後の大学進学を考えたり、「18歳で卒業したい」というような希望があったりする場合、留学するタイミングは非常に難しくなってきますね。

 

簡単に結論を言えば「早ければ早いほど良い」ということになりますが、高校中退を考える人にとって、オーストラリアを選択するには、それなりの目的意識や覚悟が必要というのが僕の考えです。

 

「どうしてもオーストラリアの高校を卒業したい」という思いと理由が明確な場合は、様々な情報収集をして、タイミングと学校選びをしていくと良いでしょう。

 

 

高校を中退してからのアメリカ正規留学は非現実的!?

イギリスの高校留学と並ぶくらい、ハードルが高いのがアメリカの高校留学です。

 

 

まず、アメリカの高校留学の大前提を理解する必要があります。

 

アメリカに高校留学する場合、公立高校は留学生の受け入れをしていませんから、私立高校(多くの場合、ボーディングスクールという全寮制の高校)へ行くことになります。

 

 

入学したい場合の年齢制限についてですが、学校によって異なるとは言え、ほとんどの場合、高校1年生がタイムリミットです。(高校1年生でも受け入れ拒否されることも多いです。)

 

理由は、私立高校の場合、その目的は「大学進学のための準備」だからです。

 

全米だけでなく、世界中からアメリカの大学進学を目指す生徒(留学生)が集まります。

 

学校としても、どれだけ有名大学に多くの生徒を入学させるか?が学校経営上の大命題です。

 

中途半端な生徒を受け入れたくない、という事情があるのは当然でしょう。

 

アメリカの高校は4年制がほとんどで、多くの生徒は日本で言う中学3年生(フレッシュマン)から高校生活をスタートします。

 

そこに日本の高校1年に在学中の生徒が留学してきても、よほど優秀な生徒でなければ、2年生(サーフモア)からのスタートではなく、1学年落としたフレッシュマンからスタートすることになります。

 

それくらいハードなのが、アメリカの私立高校です。

 

ですから、日本の高校2年に在学中の生徒は、ほとんどの場合、入学許可が下りません。

 

高校としても、「卒業証書を出すからには2年以上在学してもらわないと困る」という考えがあるのでしょう。

 

そして、卒業年齢も18歳と決まっているところが多く、留年もほとんど認められません。

 

カナダやニュージーランドのように、「英語力が足りない生徒でも何とかフォローしますよ!」というような寛大な学校ではないということですね。

 

もちろん、色々と探せば、入学時の英語力をあまり重視しない私立高校もあるかも知れません。

 

しかし、個人的に思うのは、もし「英語力に自信はないけれど、どうしてもアメリカへ留学したい」というのであれば、一旦日本の高校を卒業して、コミュニティ・カレッジを経由した大学進学を目指す方が現実的だと思います。

 

「無理をすれば何とかなる!」というほど簡単ではないのが、卒業を目的としたアメリカの高校留学なのです。

 

 

まとめ

日本の高校を中退して海外の高校へ留学するためのヒントをお伝えしてきました。

 

大抵の場合は「高校留学はできる!」というのが答えになりますが、やはり行きたい国や地域、学校によって基準やルールが異なります。

 

統一したルールがあるわけではないので、漠然としていても良いので、早めにリサーチをしていくことが一番重要だと思います。

 

そして、何よりも大切だと思うのは「留学の目的」です。

 

単に「海外の高校の卒業資格が欲しい」という人もいれば、海外の大学進学を目指したい!」という人もいます。

 

また、帰国子女枠で日本の大学進学を目指したいという人もいますね。

 

目的さえ明確であれば、多少時間がかかったとしても、必ず実現できるのが高校留学です。

 

「思い立ったら、とにかく行動してみる!」ということを強くおすすめしたいと思います。

 

ご質問やご相談はいつでもお待ちしています。

 

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