留学先の治安について考える「安全な国や地域は?」
2018年03月02日
どの国がいいの?
子供の高校留学を考える上で、親としては「安全性」や「治安」についてはどうしても気になるところですね。
勉強も大切だけど、安全に生活してくれることが一番です。
海外の治安について、一般的なイメージはあるというものの、実際にはどうなのでしょうか?
留学生の派遣実績の多いエージェントに各国の現状について聞いてみました。
アメリカ留学 治安を考えると「田舎」がベスト!
治安に対するアメリカのイメージは相当悪いですね、、、。
銃乱射事件とか、貧困・移民問題等がメディアで取り上げられることが多いので仕方ないことだと思います。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか?
留学エージェント10社に同じ質問を投げかけてみましたが、やはり想像通りの回答が返ってきました!
「アメリカ留学で治安を心配するのであれば、田舎へ行きましょう!!!」
僕もアメリカ留学の経験があるので分かりますが、その通りだと思います。
ただ、都市部がどこも危険か?と問われれば、そんなことはありません。
比較的安全な場所もたくさんあります。
でも、アメリカの場合、「一本通りを越えると、驚くほど治安が悪いエリアになる」ということがよくあります。
大人であれば判断できることも、高校生くらいの年齢であれば、無意識にそんなエリアに足を踏み入れるなんてこともありますね。
アメリカへの高校留学を考えるのであれば、都市部は避けた方が無難かも知れませんね。
イギリスの軽犯罪発生率はかなり高い!?
英語文化発祥の地ということもあり、世界中から留学生が集まってきます。
そんな古風な印象とは裏腹に、スリや置き引き、ひったくりといった「軽犯罪」については、かなり注意が必要なようです。
命に関わる「殺人事件」については、日本と同様にかなり少なく、2015年のデータで見ると、人口10万人当たり0.9人(日本は0.3人)です。
この点は安心できそうですね。
しかし、軽犯罪となると話は違います。
日本では犯罪認知件数は9.5万件(2016年)に対し、イギリスはロンドンだけで40万件(2017年)を超えます。
桁違いに犯罪件数が多いのが分かりますね。
「リュックサックは後ろではなく前で持つように」という指導を留学生にするエージェントもあります。
ロンドンやクリーブランド、ウエスト・ヨークシャー、マンチェスターといった、人口が集中する都市部では特に注意が必要なようです。
治安で選ぶなら、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド!
では、その他の国についてはどうでしょうか?
どのエージェントも口を揃えて「オーストラリア、ニュージーランド、カナダであれば、全体的に治安は大丈夫」ということでした。
もちろん、リスクを避けるのであれば、都市部は避けた方が良いというアドバイスはいただきました。
カナダであれば、トロントやバンクーバー。
オーストラリアではシドニーあたりは、夜に出歩くのはおすすめできないそうです。(まあ、高校生が夜に出歩くことは少ないと思いますが、、、)
世界中どこへ行ってもそうですが、やはり「観光地」と呼ばれるところは軽犯罪に注意が必要でしょうね。
日本という国は本当に治安が良く、日夜問わず安心して出歩くこことができる素晴らしい国です。
そこに慣れ親しんでいると、思わぬ落とし穴にハマってしまうことがあると思います。
僕は大学時代をアメリカ・カリフォルニア州で過ごしましたが、幸い一度も怖い経験をしたり、犯罪に遭ったことはありません。
夜に外を出歩くこと(食材の買い物やジムに行くなど)もありましたが、さすがに繁華街をうろうろすることはありませんでした。
結局は、しっかりした情報を得て、ルールを守って生活するという「自己管理能力」が必要ということですね。
多くの子供たちにとって、親元を長期間離れる最初の経験になるわけですから、今のうちに「海外で自分はどう行動すべきか?」について、親子で話し合っておくことが大切だと思います。
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