高校留学から英語圏の大学へ進学する場合の条件は?
2018年01月23日
留学後の進路は?
これは個人的なことですが、アメリカの大学を卒業した経験があるので、どうしても「高校留学はあくまで大学進学へのステップ」という位置付けをしている部分があります。
自分の娘にも、最終的には海外の大学を卒業してもらいたいという気持ちを持っています。(娘が何を希望するかは別問題ですが、、、)
高校留学の目的は人それぞれの考え方があるので、正解はないと思います。
高校生までに様々な異文化に触れて経験を積むことを目的と考える人もいれば、最低限の英語力を身につけて、その後の進路に活かしたいと考える人もいます。
若いうちに海外の芸術やスポーツに触れることで、よりクリエイティブな力や技術力(運動能力)を高めたいという人もいるでしょう。
高校留学の目的に合わせて、渡航先や学校、滞在期間も異なります。
今回は僕と同じように、「高校留学をゴールではなく、海外の大学進学へのステップ」と考える人に参考となるように、英語圏の大学へ進学するための条件を調べてみました。
英語圏各国の大学進学の条件
アメリカ
基本的に高校は義務教育なので、きちんと単位取得さえできれば卒業は誰でもできます。
大学の数も世界一多い国ですので、選択肢はたくさんありますね。
全国統一学力テストといっても、日本のような「ふるいにかける」受験とは違うので、落第はありません。
ただ、学業成績の良し悪しで入学できる大学の幅は変わってきます。
アメリカの高校生でトップクラスの大学を希望する生徒は、学業成績も評定平均(GPA)が限りなく4.0に近く、学力テストでも高いスコアを出せるように努力するようです。
アメリカ以外の国
カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは、高校を卒業することと、大学受験をすることの間に、一枚の壁があることがほとんどです。
表を見ても分かるとおり、高校卒業、または義務教育過程を修了してからも、大学進学の準備をするクラスを履修し、試験に合格しなければならないところが多いですね。
一般的に言われていることとして、これらの国々では「何が何でも大学に行く」という考え方はなく、「大学はあくまでも専門分野の研究のため」と認識されているようです。
もともと職人気質の強い人を尊重するヨーロッパの文化の影響が強いのでしょう。
職人を育てるための制度がしっかりしているので、中学や高校を卒業して職人の道を目指す人も多いようです。
実際に大学の数にも、そのことが現れているように感じますね。
こうして見てみると、高校留学して、そのまま現地の大学へ進学を考える場合、留学を始める時期にもよりますが、アメリカ留学が最も選択肢が多く、条件を考えると現実的に見えますね。
〈関連記事「こんなにも違う!海外の高校の教育制度の違い」〉
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